旅人たちの足音が聞こえてきそうな、風情ある旧街道を歩く 

JR石部駅を下車し、少し歩くと定規で線を引いたかのような、まっすぐ伸びた街道に入ります。ここが旧東海道。往時には、本陣２軒、旅籠３２軒を含む４５８軒が街道の両脇約１．６キロメートルにわたって建ち並んでいたとか。現在では本陣跡や高札場跡などがわずかに残っているだけですが、それでもかつての宿場の雰囲気は伝わってきます。「旅人たちはここでわらじを脱ぎ、旅の疲れを癒したのだろうか。」ぶらぶらと散策しつつ、そのような光景に想いを馳せてみるのも一興です。