弘法杉(こうぼうすぎ)
旧街道を見守り続けた、樹齢750年の巨木
大沙川隧道の上に根を生やしているのが、樹高約26m、樹齢約750年、地元では「弘法杉」と呼ばれている大杉。その昔、弘法大師がここを通りかかった際に、この場所で食事をとり、その時使った杉箸を刺したところ、成長してこのような大杉になったという言い伝えからこの名がつけられました。過去には2本並んで立っていたことから二本杉ともいわれましたが、現在は1本だけが残りました。悠然と立つその姿は、街道を行く旅人たちを見守っているかのようです。
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- 弘法杉 説明看板