神亀元年に創設された由緒ある寺院。織田信長の兵火や山津波により焼失、倒壊を繰り返しましたが、寛永5年に再建。その際、真言宗から浄土宗に改宗しました。寺宝の十一面観音立像は平安時代に作られるもので、国の重要文化財に指定されています。「姿勢刀法等は県下最上の彫刻」といわれ、その姿はまさに優美そのものでカヤの一木彫りで「くろ観音」とも呼ばれています。

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